【FileMaker】インポート機能でアプリケーションが強制終了して苦労した
FileMakerのインポート機能を使ってデータ処理を行っている中で、今まで問題なく処理出来ていたものが、テーブルにフィールド追加し、スクリプトの改修を行った後、処理回すとFileMakerが強制終了する問題が発生し、お客様の納期に間に合わないかもしれない状況になって非常に焦りました。
結果、何とか間にあいましたが、今週は非常に疲れました。
原因はわかっていないんですが、Windows10のパソコンで約2万件のレコードをテーブルtoテーブルという形でインポートします。
インポート先のテーブルに約130フィールドがあり、そのうち2/4に計算フィールドがある状態でネットワーク越しにインポートを行う形で処理させると、ローカル上では10分程度で終わる処理がネットワーク越しだと約3時間強掛かりました(汗)
インポート処理している状況は目視で数字が減算されていることを見られる状態になっているんですが、これが1万3000件くらい処理したところで急にFileMakerが反応しなくなり、強制終了してしまうのです。
お客様のパソコンで行ってそのような状態になる事を指摘され、社内のパソコンで同様に処理を行ったら落ちてしまいました。
テストしてないのか?と言われると、テストは行っていたんですが、ローカル上でテストしたのと、サーバ上で件数絞ってテストしたのみだったので、2万件データでサーバでテストは行っていなかったのはテストケース漏れが露呈しました。
ただ、落ちないパターンもありました。
1つはMacbookProで実行すると強制終了することはありませんでした。
もう1つは社内でスペックが高いWindows10パソコンで処理させたところ、こちらも落ちることなく処理されました。
これ、実行したパソコンの性能が低いと落ちるの?って思ったりしているんですが、カスタマーサポートに問い合わせると、
・FileMaker18の検証はすでに行われておらず、原因を突き止めることは難しいので19にアップデートするようにお客様に提案したらどうでしょうか
・FileMaker19で数十万件のレコードをインポートした際に落ちる症状は出ているが、2万件のレコードで落ちることは報告されてない
問い合わせても解決に至りませんでした。
今後も毎月行う処理なので、直ぐにでもやり方を変える必要があるのでどうしようか検討中です。
インポートで落ちるのなら、今後件数も2万件以上になるので、分割させて小分けでインポートする処理に変えるといった事を今検討しています。
折角今まで一番重い改修が終わったと思ったのに・・・。
まだまだ気が休まる気配は無さそうです。